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まわるよ歯車

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無題

三位をとった結果自分で自分の理想を破壊したりあむ以上にこれからが大変そうだ

無題

>>1
まぁ、キャラの保有するエネルギーで言えば、
りあむなんかは「これからどう落ちぶれるのか」みたいな負の好奇心からとはいえ
物語性で言えばそのエネルギーはまだまだ十分あったりするんですけどね。(それでも一年持つかどうかだけど)
その点で言えばちとせは「後はもう死ぬしかない」という公式から与えられたエネルギーがほぼ0な上、
死ぬしか無いので二次創作的にいじりづらく、そもそも創作であってもそんな何回も死なせるわけにもいかないという、
二重三重にもちとせ個人のエネルギーが失われていて彼女単体でのプロデュースが非常に難しかったりします。

まぁ、私は担当では無いので担当の人達は頑張ってね。

黒埼ちとせにとってデレマス(デレステ)世界は真の地獄である

地獄は良いとこ、一度はおいで。(天井に頭突っ込みつつ)

『黒埼ちとせ』とは


<フレちゃん[オルタ]>

帰国子女、クォーター、吸血鬼の末裔(らしい)、魅了のスキル持ち、
などなど様々ある(あとおっぱいが大きい)が、彼女のキャラ造形の根底にあるのはやはり”死”であろう。
なんと彼女、とあるイベントコミュ内で生い先短い事を告白してきたのである。
そりゃもうデレマス考察クラスタには激震が走りました。
なんたって単なる激重感情百合シナリオかと思ったら激重感情百合エロゲシナリオだったんですから。

「結局、激重感情百合シナリオじゃねーか!」


さておき、彼女は本来ありえない"死"という設定を背負ってやって来た新アイドルだった訳で、
まず注目されたのはその”死”が本当に来るのか?という点。

本来ソシャゲの類いは「終わらない」事が前提にあります。
まぁ、サービス終了だとか鯖が吹っ飛んだとか色々外的要因もありますが、
基本的には「終わらない」世界にあるものなのです。
これはキャラクターの死が存在しない世界と置き換えてもいいでしょう。
コンシューマーなど買い切り系のゲームならば死、
あるいは類した離別という概念によりプレイアブルから離れてしまっても
さして問題にはなりません。(でも種は返せ)
しかし基本プレイ無料の、特にキャラクターに課金をするようなタイプの場合、
非プレイアブル化は相当高いリスクを負います、
これは代替わりを強いられゲームアイテム課金が基本のキッズ向けACG系でも
世界観を跨いで前作キャラが当たり前のように使えるようになっている事からも、
”これ”は非常にユーザーにとってストレスフルな事態です。
例えばFGOなんかで「マシュは死んだので今後使えません」とか言われたらブーイングの嵐でしょう。
いや、一部最終章はある種の裏技みたいなモノだし。
サイクロプス後輩は知らん、俺の管轄外だ。

と言う事で本来ならばあり得ない『非プレイアブル化』を伴う
”死”の概念は本来あり得ないのですが、
それがよりにもよってお空の世界とかでは無く、
普通にアイドル活動をするだけだったデレマス世界に持ち込まれたのですから、
そらもう「新アイドルがどうこう、既存アイドルをどうこう」などと言ってる事態じゃありませんよ。
死ぬ事が許されない世界で死ぬキャラが本当に出るのか?
出るとしたらどのタイミングなのか?
プレイヤーへの救済は存在するのか?
と色々ありますが、はっきり身も蓋もなく言えば「そんなのは分からない」です。
いや、本当に身も蓋もないですが、
「死は存在するし認識できるが、その時がいつかなんてわっかんね」です。
現実と一緒ですね。
なんというか担当Pはちとせと同じようなモヤモヤを味わう事になるんですね。

<一見すると死を受け入れているように見える>

閑話休題、本題を黒埼ちとせに戻します。
さてメタ的な要因はさておき、彼女自身は自分が長くない事を悟っていますし、
それを理解した上で今という刹那を享受しています。
ここで本来なら白雪千夜の名前と関連性を出すべきなのでしょうが、
実のところ『黒埼ちとせ』というファクターに『白雪千夜』は関わってこないのです。
『黒埼ちとせ』を語る際の<関係性あるいは関連性>では語るべきですが、
『黒埼ちとせ』本人単独を語る際には『白雪千夜』は驚くほど深く関わっていない。
というより劇中で黒埼ちとせが関わらせなかったとも言えますし、
そもそもにおいてメタ的な視点では『黒埼ちとせ』という存在自体
≪白雪千夜の物語≫の(重要ではあるが)サブキャラクターにすぎない存在だからです。
少なくとも黒埼ちとせはそう思ってる。

そう、彼女の有する設定あるいは在り様はある意味、
全て『白雪千夜』の為に用意されたモノであり、
彼女自身『黒埼ちとせ』に用意されたモノは何一つないと言っても良いかもしれません。
辻野あかりだってひのきのぼうを持たされたのに!ひのきのぼうを持たされたのに!

<ひのきのぼうを持たされたLv1の勇者>
<あかり×ちとせって結構イケると思うんだが、お前は?>

ここで軽く纏めると、
黒埼ちとせは確かに色々な設定を持ってはいるが、
それを彼女自身が「自分のモノ」としていないんですよね。
言うなればアイデンティティの喪失というか放棄というか。
この点を踏まえると、白雪千夜は従者という役割に身を置きつつも、
自己というモノを失おうとはしてない無いんですよね。

<「私が自由に出来るのは私だけ」このセリフからも自己を放棄していない事が覗える>
<そして名字を含めて名前を、過去を捨てなかった>

なぜちとせがそうなったのかといえば理由は至極単純、彼女に死が迫っているから。
そして『物語の主役にはなれない』とも思っているから。
まぁ、『』の部分はだいぶ妄想ですが、
自身が何者でも無い脇役にすぎず命も長くないと知れば、
たしかに諦観に辿り着いても責められはしないですね。
だって死んじゃうんだもん。そりゃ無敵だよ。
例えば18で死ぬ人間が大学受験をするか?しないよなぁ?

というわけで彼女は自己を放棄して享楽的に刹那を行くんですよね。
まぁ、仕方ないよ、死んじゃうんだもん。
死が身近に迫ってて諦めて受け入れてる奴に頑張れって言った所でどうするの?
死んじゃうんだよ?
アイドル活動だって適当にやってもいいじゃん、死んじゃうんだから。




















そう死ぬのであれば。
























さて、黒埼ちとせくん。
君は本当に『魔法使い』と契約したのかな?















悪魔と相乗りする勇気、君にあるかい?



黒埼ちとせのやって来た場所

『アイドルマスターシンデレラガールズ』
いや『アイマス』という世界はキラキラと輝く魔法のような世界だ。
誰もが夢を持ち、希望を抱き、望みを叶えんと今日を生きる場所だ。
普通だってアイドルになっていい。
良家のお嬢様だろうがロリだろうがサンタだろうがエスパーだろうが中卒ガテン系だって暴走族だって30超えてようが永遠の17才と嘯こうがダジャレ大好き残念お姉さんでもトゲとツメと眼帯で彩られても机の下でもキノコでも神様だって魔王だって中二病だってメガネもゾンビもギャルも花屋の娘だって、
みんなみんなアイドルになっていい。アイドルになれる世界だ。
誰もが自分の物語を生きる。そんな世界だ。

黒埼ちとせ、あなたはそんな世界に足を踏み入れました。

まぁ、最初の頃はお客様気分で遊びに来た感覚だろう。
別にそんなスタンスで来ても良い。働きたくないニートがすでに居る。

「どうせ死ぬけど、最期まで千夜の活躍見届けられるなんてラッキー」
ぐらいには思っているかもしれない。


<まだ地獄の入り口に来てる事を知らない無邪気な頃です。お納め下さい>


でも違う。違うんだよちとせ。
ここではお前も主役なんだよ。
主役としてこの世界で生きなければならない契約をしたんだよ。
『白雪千夜』に関わらない『黒埼ちとせ』としての物語を紡ぐ契約をしたんだよ。



「でも百合コンビとしてきたんだから、ずっと二人でエピがでるのでは?」
と思う人も居るかもしれない。
だが彼女らのエピソード、カードを読めばそれは勘違いだと分かる。
現状、彼女二人のエピやカードはあくまでもPと一対一、
既存のカードと同じように例外なく単独で話が語られており、
この時点で既に二人は分かたれた存在として扱われてる事が覗える。
とはいえ、イベントコミュと時系列が地続きであり、断言は出来ないが、
少なくとも「例外的に二人セットで語る」という方針ではないのだろう。
ユーザーの動向いかんでは分からないが、初期設定はそうだ。

話を戻そう。

ちとせには今を生きる理由も責任もない。
それはある意味大前提だ。
いや、誰しもそんな責任を負う必要はない。
負うべきは「その選択をした」という責任だけだ。
デレマスの世界に来たからとて、
夢を抱く必要も、希望を持つ必要も、それらを叶える必要だって無い。
享楽的なままでいい。
他のアイドルと深く関わらなくたって良い。
別に変わる必要なんて無い。
それが自身の選択ならば。

だが白雪千夜は変わるだろう。
彼女は世界をアイドルというものを、そしてプロデューサーを知ろうとしている。



消えない炎を探そうとしている。
だからきっとちとせを置いて行く。
変わらない人間ならば死んだも同然だ。だから置いて行かれる。
だが、それが君の選択で『望み』なんだろう?
君の望んだ死後の世界と同質なんだ。

だがお前は死ねない。死んだ訳でもない。
だってここは死の無い世界だから。



死の無い世界で死ぬという事

さて、ここまで来てちとせの心が変わらないのであれば、
もーお手上げですね。お嬢様の終わらない戯れに付き合い続けるだけです。

でも本当に耐えられると思うかい?
周りのアイドル達の『今を必死に生きる姿』に。
終わらない世界でも、いつまでも最後の結末が訪れない世界でも、
それでも『明日』を信じてアイドルを続ける彼女たちの姿、陽光にも似た輝きに。
死という終わりを迎えられず、本当に本当に一人ぼっちになっていく自分に。

多分、彼女は耐えられない。
自分の死から目をそらし、
あたかも試験前の勉強の時にしてしまう掃除のような『千夜の面倒』を見ているような状態では、
きっと耐えられない。
そして否応なく、置き去りにしてきた”自分”と向き合う時が来る。


欲しいものを欲しいと言えた幼い自分と。

見て見ぬ振りして諦めた過去との対話、
秘めていた幼性を是非も無く引きずり出され暴かれ晒される、
それを地獄と言わずして何という。

死にたいと思うかもしれないが、ここは死の無い世界。
それは許されない。正に地獄である。

他のアイドルはPと出会った事を誇りに思うだろう。
「出会えて良かった」と。
だが、ちとせは多分後悔する。
「出会わなければ良かった」と。



でも、これは黒埼ちとせが自分の物語の主役になる為に必要な事。



なに、悪魔と相乗りしたんだ。こっちとしては最後まで付き合うさ。







最後に


<ちとせ√のトゥルーEDはおそらく「私はここにいる」と言わせる事>
<そして「もう少し、生きてみるか」と思わせる事>
<ガンXソード、皆も見よう!>

まぁ、ちょっと大仰に言い過ぎたかな?という部分はあれど、
私の黒埼ちとせ評は大体こんな感じ。

いえ、でも私、担当とかそういうんじゃないんで。
いやホント、担当とかじゃ無いんで。
嘘じゃねーよ!ちとせと契約した人間が嘘つくわけねーだろ!



それはさておき、上の方で「死ぬ時なんてわっかんね」って書きましたが、
でもこの死の無い世界で、たった一つ可能性があるとすれば、
それはちとせの元を離れ、
アイドルという存在を知り、
プロデューサーを知り、
数多のアイドルの物語を知った白雪千夜が
最後に知るべき物語として黒埼ちとせに出会った時、
多分ちとせは死ぬんでしょう。「私、精一杯生きたよ」って。

それはきっと今回のVelvetRoseイベントを二人の離別の始点として結ぶ終着点。






























そして物語なんて必要の無いモバゲー版のシンデレラガールズで、
死の定めも千夜も関係ない、
ただ一人の女の子『黒埼ちとせ』として生まれ変わってくるのを私は望んでいる。


あ、でも担当とかじゃ無いんで。ほんとそういうんじゃないんで。





まぁ、でも運営に全部ひっくり返される可能性の方が遙かに高いけどね!
あっはっはっはっは!

でも可能性が見えちゃったんだ。しょうがないだろ、だってプロデューサーなんだから。

あ、ちなみに(まだ続くのか)
既存デレマスアイドルには稀にいる『モチーフが存在する』アイドルが居ますが、
なんていうか黒埼ちとせにもおそらくモチーフが存在します。
それは多分プロデューサー(=ユーザー)で、
そう見ると色々メタ構造に腑に落ちる点が多く、
イベでの、特にコミュ4でのちとせに対するデレマスPの言葉は、
多分、運営からの俺等に対して向けられたメッセージじゃないかと深読みしてる。

きっと勘違いだけどね!

あとフェイフェイのSSRとしぶくぼユニット曲とりんみれユニット曲あくしろよ。
もう作ってるんだろ!分かってるんだぞ!(グルグル)

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まぁ、キャラの保有するエネルギーで言えば、
りあむなんかは「これからどう落ちぶれるのか」みたいな負の好奇心からとはいえ
物語性で言えばそのエネルギーはまだまだ十分あったりするんですけどね。(それでも一年持つかどうかだけど)
その点で言えばちとせは「後はもう死ぬしかない」という公式から与えられたエネルギーがほぼ0な上、
死ぬしか無いので二次創作的にいじりづらく、そもそも創作であってもそんな何回も死なせるわけにもいかないという、
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性別:
非公開
自己紹介:
ニコニコのブロマガがサービスを停止したので
こちらに記事を引っ越しましたが、画像がロストしているので
表示されませぬ。ご留意を。
── ── ── ──
旧ブログであった『ドブログ』が、
ミンチより酷い事になったのでこちらに移転してきました。
ありがとうドブログ。さようならドブログ。

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したけど、一部引っ越せなかったので、
過去記事を読む際は留意してくださいな。

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