マッチ売りの少女の物語についてふと思う。
なぜ、マッチを誰一人として買わなかったのか?
考えられる理由としては・・・
一、少女の売り方が拙かった。
二、マッチを必要としない時代だった。
三、みんな見て見ぬ振りをした。
この中のどれだろう?
まずは、一の理由から、
記憶の中の物語では、
少女は「マッチを要りませんか?」
と、言っていただけな気がする。
これじゃぁ、売れない。
嘘でもハッタリでも、
大げさに、目立つようにやらなきゃ誰も買う気にはなりません。
さらに、幻覚としても、いろいろな物が見えたマッチです、
それを売りにしてマッチを売っていれば、
(例えば、「幸せが見えるマッチ」とか、「魔を払う効果が有ります」とか)
死ぬようなことは無かったかもしれません。
次にマッチを必要としなかった時代だったのでは?
しかし、絵本で見た記憶であの町並みは中世の町のそれに近いです、
という事はガス灯があった、と思われます、
しかし、当時のガスはマッチなどで火をつけていた印象があるので、
一つも売れない、という事態はないと思うんですが・・・
三つ目の理由、
人々は見て見ぬ振りをした。
そんなにも少女の生きた時代は、
不義理に満ち溢れていたのでしょうか?
可哀想です、
一つぐらい買ってやれよ!町の人たち!
それ位は出来るだろ?
そんな気持ちになります。
思いついたことを書いてしまいましたが、
これからマッチを売ってる少女がいたら・・
困ってる人がいたら、
助けようかな?
いや!助ける!!
そんな世の中になりますように・・・。
まずは自分から。